指標 更新日 2026-09-06
指標の読み方
指標は「テストの点」。点そのものより、予想との差で相場が動く。ここでは主要な指標を日本語で、何を測る数字か、いつ出るかを一行で。今日の表(指標・トップ)はこの言葉で書いてある。
表の読み方
- ランク:SS その日の主役(雇用統計・FOMC・日銀会合・米CPI・FRB議長)/◎ 大きく動きやすい/○ 動くことがある/△ 小さい
- 予想:市場が事前に見込んでいた数字。結果がこれと離れるほど動く。前回は前の発表の値(改定されることがある)。
- 色:薄い朱=米国の材料、薄い金=要人発言、太字=金融政策。
- →過去発表時:その指標が出たあと30分でどれだけ動いたかの実測(反応履歴)。方向の予想ではなく、幅の目安。
- [前月比・前年比]:前の月と比べた伸びか、前の年と比べた伸びか。同じ指標でも両方出る。
表の見本 直近で材料の多かった日(2026-10-08)
| 時刻 | 国 | 指標・発言 | ランク | 予想 | 前回 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 02:30 | 米 | EIA週間原油在庫米国の原油の在庫。原油価格が動く。→過去発表時 104回・平均17.4p | ◎大きく動きやすい | 1.07 | 0.92 | — |
| 米 | EIAクッシングの原油備蓄の変化→過去発表時 104回・平均17.4p | ○動くことがある | -0.18 | 0.55 | — | |
| 米 | EIA原油輸入の変化 | △小さい | 0.90 | -0.47 | — | |
| 米 | EIA留出燃料生産量の変化 | △小さい | 0.06 | -0.16 | — | |
| 米 | EIA蒸留備蓄の変化 | △小さい | -0.51 | -2.25 | — | |
| 米 | EIAガソリン生産量の変化 | △小さい | 0.22 | -0.12 | — | |
| 米 | EIA暖房石油備蓄の変化 | △小さい | 0.01 | -0.62 | — | |
| 米 | EIAガソリン備蓄の変化 | △小さい | -0.41 | -1.68 | — | |
| 米 | EIA製油所原油の日々の投入量の変化 | △小さい | — | -0.55 | — | |
| 米 | EIA製油所稼働率の変更 | △小さい | — | -1.50 | — | |
| 05:00 | 米 | 10年債入札国債の入札結果。金利が動くことがある。→過去発表時 24回・平均22.5p | ◎大きく動きやすい | — | 4.83 | — |
| 06:00 | 米 | FOMC議事録3週間前の会議で誰が何を言ったか。→過去発表時 15回・平均12.6p | ○動くことがある | — | — | — |
| 07:00 | 米 | FED消費者信用前月比→過去発表時 14回・平均14.8p | ○動くことがある | 10.79 | 18.06 | — |
| 11:50 | 日 | 経常収支n.s.a.[季節調整前]貿易に投資の収益も足した、国の家計簿。→過去発表時 24回・平均13.7p | ○動くことがある | 4482.20 | 2988.90 | — |
| 日 | 商品貿易収支輸出−輸入。日本は赤字だと円を売ってドルを買う実需が増える。→過去発表時 19回・平均21.5p | △小さい | 498.60 | -399.90 | — | |
| 日 | 調節済み経常収支貿易に投資の収益も足した、国の家計簿。→過去発表時 24回・平均13.7p | ○動くことがある | 3139.20 | 2523.10 | — | |
| 日 | 外債投資 | △小さい | — | -1904.90 | — | |
| 日 | 日本株式への外国投資 | △小さい | — | -4942.50 | — | |
| 15:35 | 日 | 30年債入札国債の入札結果。金利が動くことがある。→過去発表時 24回・平均8.4p | △小さい | — | 4.08 | — |
| 17:00 | 日 | 景気ウォッチャー現状判断タクシー運転手など現場に聞いた景気の体感。 | △小さい | 46.90 | 46.40 | — |
| 日 | 景気ウォッチャー傾向判断タクシー運転手など現場に聞いた景気の体感。 | △小さい | 47.50 | 48.30 | — | |
| 20:30 | 米 | FRB Walle理事発言要人の講演・会見。→過去発表時 42回・平均15.8p | ○動くことがある | — | — | — |
薄い朱=米国の材料薄い金=要人発言太字=金融政策意味は道場の言葉。数字は元データ(MT5)の値。指標の読み方 →
主要な指標 日本語・何を測るか・いつ出るか
政策
米国の政策金利。年8回、日本時間の深夜3:00(夏時間)。声明と会見で大きく動く。
米国の金利を決める会議。声明・見通し・議長会見。
過去31回の発表後30分:平均16.2p・最大42.1p
金利決定と一緒に出る文書。前回との言い回しの違いを見られる。
3週間前の会議で誰が何を言ったか。
金利発表の30分後。質疑で動く。
日本の政策金利。年8回、昼ごろ発表、15:30から総裁会見。円がいちばん動く日。
日本の政策金利。
決定会合の日の15:30から。言葉の温度で円が動く。
会合で出た意見の要約。
前々回の会合の記録。
物価と景気の見通し。年4回。
ユーロ圏の政策金利。21:15(夏時間)、21:45から総裁会見。
ECBの主な政策金利。銀行がECBに預けるときの金利。
ECBの主な政策金利。
金利発表の30分後。
英国の政策金利。20:00(夏時間)。
利上げ・据え置き・利下げに何人が投票したか。
FOMCの2週間前に出る、各地区の景気の聞き取り。
中央銀行が決める金利。
発言
議長の講演・証言。金利の先行きがにじむ。
FRB議長の発言。
ECB総裁の発言。
要人の講演・会見。
過去17回の発表後30分:平均19.7p・最大52.6p
要人の講演。
議会での証言。質疑で動く。
雇用
米国で1か月に増えた仕事の数。毎月第1金曜21:30(夏時間)。ドル円がいちばん動く指標の一つ。
過去23回の発表後30分:平均23.3p・最大60.6p
働きたいのに仕事がない人の割合。雇用統計と同時に出る。
過去23回の発表後30分:平均23.3p・最大60.6p
賃金の伸び。上がると物価が上がりやすい=利下げしにくい。雇用統計と同時。
給与計算会社ADPの民間雇用の数。雇用統計の2日前に出る前哨戦。
先週、失業保険を初めて申請した人の数。毎週木曜21:30。雇用の体温計。
過去97回の発表後30分:平均19.4p・最大80.6p
失業保険をもらい続けている人の数。
企業が出している求人の数。多いほど人手不足=賃金が上がりやすい。
1時間あたりの生産。
雇用が何人増えたか。
英国の失業保険申請。
過去97回の発表後30分:平均19.4p・最大80.6p
日本の賃金の伸び。日銀が見る。
物価
買い物の値段がどれだけ上がったか。物価の本丸。米国は毎月中旬21:30。
過去24回の発表後30分:平均16.1p・最大73.3p
天候や原油で振れる食品・エネルギーを除いた物価。中央銀行が重く見る。
過去24回の発表後30分:平均19.7p・最大38.7p
工場出荷の値段。消費者物価より先に動くことがある。
個人消費の物価。FRBが物価の物差しにしている指数。
FRBがいちばん重く見る物価。食品・エネルギーを除く。
GDP全体の物価。
全国CPIより1か月早く出る、日本の物価の先行指標。
生鮮食品を除いた東京の物価。
日本全国の物価。
生鮮食品を除いた全国の物価。日銀が見る物差し。
輸入品の値段。
過去23回の発表後30分:平均17.7p・最大39.2p
輸出品の値段。
過去23回の発表後30分:平均17.7p・最大39.2p
1単位作るのにかかる人件費。
過去16回の発表後30分:平均21.1p・最大62.1p
景気
米国の家計の収入。
米国の家計の支出。米経済の7割は消費。
過去23回の発表後30分:平均17.9p・最大40.8p
その国が3か月で生み出したモノとサービスの合計。景気の総合点。速報→改定→確報の順に出る。
過去23回の発表後30分:平均21.3p・最大80.6p
店で売れた金額。消費の勢い。米国は毎月中旬21:30。
過去24回の発表後30分:平均17.9p・最大39.2p
値段の大きい自動車を除いた小売。
過去24回の発表後30分:平均17.9p・最大39.2p
車や機械など長く使うものの注文。企業の投資の勢い。
過去24回の発表後30分:平均17.8p・最大80.6p
工場への注文。
過去22回の発表後30分:平均14.4p・最大25.5p
工場がどれだけ作ったか。
過去48回の発表後30分:平均18.2p・最大53.4p
工場の設備がどれだけ動いているか。
日本の家計の支出。
企業の設備投資の先行指標。
工作機械の注文。製造業の体温。
景気の先行きをまとめた指数。
過去24回の発表後30分:平均19.2p・最大61.8p
問屋の在庫。
企業の在庫。
過去24回の発表後30分:平均14.1p・最大53.4p
景況感
工場の購買担当者に聞いた景気の体感。50が分かれ目。毎月初め23:00。
サービス業の景気の体感。50が分かれ目。
過去23回の発表後30分:平均13.1p・最大32.8p
サービス業の景気の体感。50が分かれ目。
工場の景気の体感。50が分かれ目。速報は月末前に出る。
過去23回の発表後30分:平均14p・最大26p
サービス業の景気の体感。50が分かれ目。
製造業とサービス業を合わせた体感。
消費者に聞いた景気の気分。期待インフレ率も一緒に出る。
過去48回の発表後30分:平均15.4p・最大92.3p
消費者の気分。
過去48回の発表後30分:平均15.4p・最大92.3p
消費者の気分。
過去48回の発表後30分:平均15.4p・最大92.3p
東部の工場の景気。ISMの先行きの手がかり。
ニューヨーク州の工場の景気。
企業に聞いた景気の体感。3か月に1回、朝8:50。
過去8回の発表後30分:平均13.3p・最大19.1p
ドイツの金融関係者に聞いた景気の期待。
ドイツ企業に聞いた景気の体感。
タクシー運転手など現場に聞いた景気の体感。
日銀短観の民間版。毎月。
住宅
新しく建て始めた家の数。金利に敏感。
家を建てる許可の数。着工の先行指標。
中古の家が売れた数。米住宅市場の9割は中古。
過去23回の発表後30分:平均16p・最大32.3p
新築の家が売れた数。
契約したがまだ引き渡していない中古住宅。
貿易
輸出−輸入。日本は赤字だと円を売ってドルを買う実需が増える。
過去19回の発表後30分:平均21.5p・最大80.6p
貿易に投資の収益も足した、国の家計簿。
過去8回の発表後30分:平均14.1p・最大20.5p
資源
米国の原油の在庫。原油価格が動く。
過去104回の発表後30分:平均17.4p・最大107.5p
その他
米国債の入札など。
国債の入札結果。金利が動くことがある。
日本の投資家が外国債券をどれだけ買ったか。
外国人が日本株をどれだけ買ったか。
意味は道場の言葉で書いています。発表時刻は夏時間・冬時間で1時間ずれます。数字は投資助言ではありません。

