ここに書くのは道場主の読み方の一例です。手法は人それぞれでいい。道場が決めるのは掟を書いて守ることだけ。
相場は、何から読みますか?
高値と安値からです。狙いは抜けるか反発するかの二択。その日はじめて触る線かどうかで、注文の残り方が変わる。切るのは、入った理由が消えたとき。座らない時間を先に決める。この5つで、道場の読み方は全部です。
チャートで最初に見るものは何ですか?
高値と安値です。誰が見ても「ここが節目だ」と分かる、前日・前週・前月の高値と安値、そしてキリのいい値段。線は少ないほど、読み間違いが減ります。
節目の強さは時間軸で決まります。日足や週足に映る高値・安値ほど、多くの人が見ている。
道場の「今日の波」は、前日・前週・前月の高安と、当日の高安と、キリ番を並べ、いまの値からの距離を出します。
節目には何が溜まっていますか?
逆向きの注文が同居しています。高値の上には、売った人の損切りと、買った人の利確と、新しく売りたい人の注文。安値の下は、その逆。触るたびに、溜まっていた注文は食われていきます。
| 高値に集まる | 安値に集まる |
|---|---|
| 売った人の損切り | 買った人の損切り |
| 買った人の利確 | 売った人の利確 |
| 新しく売りたい人の注文 | 新しく買いたい人の注文 |
損切りが多ければ、触れた瞬間に一斉に約定して抜けます。利確と新規が多ければ、跳ね返る。どちらが多いかは、触る前には分かりません。だから次の二択があります。
狙いはいくつありますか?
2つです。節目を抜けるほうに乗るか、反発するほうを取るか。どちらを狙っているか言えなければ、まだ入る場面ではありません。
節目までの距離が分からないと、どちらを狙っているかも決まりません。すぐ上に前日高値があるのに買うのは、壁に向かって走ることです。
その日はじめて触るかどうかで、何が変わりますか?
溜まっている注文の量が違います。まだ誰も触っていない線には注文が残っていて、跳ね返りも、抜けたときの走りも大きい。何度も触った線は、もう薄い。稽古場は、この「はじめて触った場面」だけを集めています。
稽古場の85場面では、はじめて触ったあと2時間で、反発したのが39、抜けたのが46でした。「はじめては反発しやすい」は傾向で、法則ではありません。数字はそのまま出します。
いつ切りますか?
入った理由が消えたときです。値幅でも時間でもなく、根拠が消えたかどうか。「まだ戻るかも」は根拠ではありません。根拠が消えているのに、持っているだけです。
| 中身 | |
|---|---|
| 切る理由 | 入った根拠が消えた。抜けると思って入ったのに、戻って閉じた——など |
| 逆指値 | 理由を見逃したときの保険。目標ではない |
逆指値の幅を目標にすると、毎回そこまで払うことになります。切る理由と、保険の網は、別のものです。
座らない時間はありますか?
あります。指標の前後、スプレッドが広がる時間、週末の持ち越し、そして動いていない時間。相場は毎日開いていますが、座る時間は自分で選べます。座らないことも、立ち回りです。
道場は「今日の指標」に時刻を出します。発表をまたいで持たない。スプレッドが広がる時間、週末の持ち越しも同じです。読む前に、座るかどうかを決める。
朝、何を読みますか?
4つを、この順で。いまの値と、いちばん近い上下の線までの距離。今日の指標と要人発言の時刻。材料の見出し。危ない時間帯。道場は毎朝、この4つを1枚に出します。
- いまの値と、いちばん近い線 — 上と下、あと何pipsか
- 今日の指標と要人発言 — 重要度の高いものと、その時刻
- 材料の見出し — 原文のまま。解釈は足さない
- 危ない時間帯 — 指標の前後30分、スプレッドが広がる時間、週末
やる・見送りは、いつも自分で決めます。道場は判定しません。
この頁は判定をしません。投資助言ではありません。
最終更新: 2026-09-05

